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間が開いてしまいました。
主催イベントが終わると同時に、師走の忙しさや忘年会新年会がやってきて、慌ただしく過ごしているうちに、2度目のコロナ陽性、そして持病の腰椎椎間板ヘルニア悪化と怒涛の日々を過ごしておりました。
思えば昨年も、この時期に同じように安静を要した期間があり、オフイベントを欠席してしまったので、これからは毎年のことと意識して年間予定を組むしかないなぁと覚悟しました。
伴って、小説はまだスマホででも書けますし、ロゴデザインや簡単な描画くらいは適うのですが、印刷用にペン入れをすることがどうしても難しく、描くことはセーブせざるをえませんでした。
『旅手記』で紙の本として出せなかった新刊については、表紙イラストが描き終えられたタイミングで少しだけ発行しようと思います(いずれ自分のぶんは紙でも作るので……)
ようやく安静期間を終え、ぼちぼちリハビリを始めたので、最初で最後の意気込みで参加を決め、すでに着手しているJBオンリー合わせの本に注力しようと思います。
3週連続のイベント参加は我ながら無謀ではありましたが、どれも諦め難かったので、悔いは無し!

そして、先日ご報告した通り、今後は告知以外でtwitterを使う予定はなく、日常的に使用するSNSはFediverseのMisskeyに移行しました。
含みのある書き方をしてしまったので、良い印象を持たれないことと誤解は承知でしたが、フォロワーさんや人間関係や活動ジャンルとは全くの因果はありません。
主催イベント『Booknook』のスペースや、それ以前より漏らしていた通り、twitterを通しての関わり方の難しさと、あまりにも不誠実な態度に心底、呆れたからです。
API有料化以前からも、度重なるシャドウバンやアカウントロックや凍結などの私怨はありましたが、twitterBlueの広告インセンティブのアライアンスの実装が決定したことでtwitterが完全にクリエイティブエコノミーに舵を取ったのだと理解したので、それならば自分も宣伝広告のみに使ってやるよと開き直りました。twitterの頑なな「SNSではない」の言葉通りにSNSとして使うことをやめました。
度重なる仕様変更に疲弊し、この先も、トラブルに見舞われたり、変更が行われることを懸念しながら使い続けるのはストレスで、twitterBlueをサブスクライブしたところで、それらが改善するわけではありませんから。
広告表示に関しては、テレビが無料で見られるのと同じことなので不満はありません。むしろあるのが当然だと認識していました。
しかし、そのインセンティブが月額契約をしたユーザーに支払われるのであれば、二次創作者が原作をすり抜けて広告収入を得てしまうことについてはどうなのかという疑問が拭えませんし、それを理由にtwitterBlue(またはその契約者との交流)をわざわざ避けねばならない面倒くささや、自分の狭量さに腹が立ちます。何より、一番大切な、クリエイターではないけれどtwitterを使い続けている何者でもないエンドユーザーを、広告再生の動力を回し続けるための存在たらしめるやり方には、どうしても納得をすることが出来そうにありません。
仕事で使用しているAPI諸々に関してはすでに対策を終え、さしたる問題ではなく、ほうぼうに頭を下げれば済むだけの話なのでもはやどうでもいいのですが、それにしても、詳細は延期、実装も延期、世界中の多くの開発者やユーザーの時間も精神も奪っておきながら碌な声明も出しやしない、こんなことあるのかよと、もう付き合いきれないのが本音です。
βの頃から利用していましたし、twitterを通じて親しくなった友人もいますし、単なるインターネットサービスを超えて、もはやインフラとして機能もしています。しかし、すでに自分にとってtwitterが連携しているのは人間関係のみ、私が大切にしたいのはtwitterという仕組みではなく、画面の向こう側にいるあなたです。
twitter社はSNSではないというけれど、我々ユーザーには確かなソーシャルネットワークが形成されています。それを理解せずに一方通行なやり方で新たなルールの元、制限された方法で、怯えながら使っていくのはコミュニケーションを人質に言うことを聞かされているような感覚を覚えています。
無料で公開されているサービスですから、当然閲覧データそのものが価値を持つわけで、安心して使えない場所にそれを提供するのも不安でしたから、ここ数年は、いよいよ信頼出来なくなった時点で見限ろうと決めていました。
関連のアプリやWEBサービスを開発した方々に対しては、これからも感謝を欠かすことなく、twitterと切り離して利用を続けていくつもりです。
進捗ノートの公開終了は、本当に残念でなりません。大好きでした。見てくれていたフォロワーさんたちにも併せてお礼を申し上げます。本当に本当に励みになっていました。

そして、いい機会なので一念発起、ずっと興味のあったFediverse(分散型SNS)に飛び込んでみようと期待しながらアカウントを登録した純国産のSNSソフトMisskeyのioサーバーが、あまりにもオタクにローカライズされすぎており、その使い勝手の良さや風通し、打てば響くリアクション、知らない人同士でも同じ話題で直ぐにコミュニケーションが出来る障壁の無さや、どうでもいい会話のやり取りの気持ちよさに感動したり、個人でこれだけの規模のSNSを開発したしゅいろ氏とサーバー管理を担う村上氏ご両名をはじめ、メンテナンスや運営に個人の趣味で携わる高い技術力を持った方々へのリスペクトが日増しになっていき、ようやくカスタマイズや利用方法も把握出来たので腰を据えて利用していくことに決めました。
何より、年齢制限のある作品を公開するための土壌が整っているのが有り難いです。
唯一心配だった繋がりにくい問題に関しても、意外と自分を見つけてフォローしてくださる方がいたり、追いかけてきてくれたフォロワーさんもいるので、新たに出来たタイムラインで日常会話する人に加えれば、むしろ今までに比較してとても賑やかです。
分散型SNSのメリットを最大限に活かしてioの他にも、流れの緩やかなサーバー、ゲーム専用のサーバーにもアカウントを作り、それらを連合させてローカルタイムラインのないサーバーで二次創作や考察や萌え話を壁打ちするなど、流石、元ツイ廃だった方が作ったSNSだけあって、どうとでも使える可能性があるので工夫を楽しんでいくつもりで、いずれのサーバーもumoの名前でアカウントを登録しています。
今までtwitterを通して、見に覚えのないコミュニケーション格差を指摘されたり、作品と本人が乖離しすぎているので自我を出さないでほしいと意見されたりと、創作活動のノイズになることを理由にtwitter上でのコミュニケーションを控えてきましたが、またとないことなので、現在はほぼ真逆に積極的にリアクションを行っていますので、宜しかったら仲良くしてやってください。
ただ、やはり、規模がすでに個人の範疇を超えているとはいえ、企業が行っているサービスではないので、不安定さはありますが、それでも、これから発展していくサービスとして、内側からFactorioを覗いているような楽しさがあるので、もしMisskeyまたは連合するMastodonなどを通じてお会いすることがあったら、是非ともコンタクトをしてやってください。

同人活動の告知は今後もtwitterで行いますし、頂いているリクエストなども公開する予定ですし、イラストや小説なども、ある程度たまったらポイピクやpixivにも投稿しますので、創作活動をやめる予定は一切ございません。今後も引き続き、オルプリを書いて行きます。イベントにも引き続き参加をしていきますし、何より年2回、主催イベントがありますのでね!
オクトラUに関しては、インスピレーションの通り、体験版で完全にヒカアグ固定の民となりました。剣士と踊子に弱いのか……。
こちらは同人活動をする予定はありませんが、Misskeyのサーバー「ゲームすきー」並びにcloudサーバーで感想を日常的に記していこうと思います。

長くなりましたが、形を変えても、どこかでほんのり気にかけて下さると嬉しいです。

いつも有難うございます。ではまた!
♥

第4回ラバーズ・コンチェルト開催おめでとうございます。お疲れ様でした。
2度目の参加でしたが、規模や参加者さん同士の距離感が心地よく、雰囲気も和んで、不思議とホーム感があるというか。すごく居心地がいいんですよね。記念撮影後のちょっとしたお喋りも楽しくて元気を貰っています。
そして、今回も会場マップがデートスポット満載で素敵だった……。
昼と夜で音楽もマップも変わるの凄い!
前回カップルアバターでの参加じゃなかったことを後悔したので、なんとか間に合えという気持ちで今回はテディベア概念のカップルアバターで参加しましたが、嬉しくてスクショを撮りまくってしまった(笑)
あの空間に参加サークルの数だけそれぞれのカップル愛が溢れてる感じが大好きです。
開始時刻が遅く深夜に跨がる開催なこともあり、スペース回りやすくくまなく楽しめて、とても有り難い。イベント中からイベントが終わったあとでも企画のプチアンソロやイメソンプレイリスト、プレゼンシートと合わせて、じっくり楽しんでいます。

自スペースでは6月にピクスクで挙げた推しCP結婚式WEBオンリーのレポとハウツー本を配布したり、8月のジャンルオンリーで発行した新刊を頒布しました。DLやご注文、感想の書き込みや返信、有難うございます。励みになっています。
心理描写や創作姿勢などについて後押ししてくださる方が多く、元気や刺激を頂いております。
これからもマイペースにオルプリを愛でつつ、作りたいもの、描きたいものをかたちにしていきますので、お付き合いくださると、とても嬉しいです。

次回は11/13に3Pオンリー(!)で作品展示を予定しています。春サンクリに向けての進捗展示になりそうですが、出来るところまで描きます!

その他新刊は11/27に主催するオールジャンルイベント『Booknook』にて発行予定です。

有り難いことに再再再拡大して100スペースの募集となり、いつもお世話になっている印刷所プリペラさんに交渉し、企業協賛をしていただけることにもなりました!
楽しいイベントになるよう、頑張って準備していきますので、是非お立ち寄り下さいね。
まだサークル参加も間に合いますよ!(宣伝)

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8/27『旅人の手記ONLINE3』弊サークルのスペースにお立ち寄り下さり有難うございました。
改めて、頒布機会を設けて下さった主催様に感謝致します。
ゲームの特性上、カップリングがとても多いジャンルなので、取りまとめて配置を考えたり、作品イメージにあった精細なマップの作成など、とても大変なことと思いますが、毎回毎回、趣向を凝らして素敵なイベントを催して下さり、有難うございます。
リアル地元のお祭り&お手伝いしている新店舗オープンとドン被り、且つ、絶賛イヤイヤ期モンスターのワンオペ育児と重なり、滞在わずか15分という限られた時間でスペースを回って、お分けして頂いて、ほぼテロのような脳直メッセージを残して慌てて去る……という忙しなさでありましたが(泣)それでも楽しい時間を過ごせました。

新刊や無配をご注文下さったり、書き込みボードへのメッセージ、とても嬉しかったです。これからの活動の励みにします。

今回、怒涛の新刊ラッシュで無配含めて5冊とグッズ2点が新しい頒布物でしたが、遥かに本人の予想を超えた多くの方に手にとって頂けて、とても嬉しいです。同時に、かなり奇特な内容でもあるので、畏れ多い気もしています。
楽しんで貰えたら嬉しいです。
毎度毎度、同じことを言ってしまいますが、まず読めるものとして仕上がっているかが、とても気になります……この気持ちは多分、創作活動を続けている限りは無くならないんでしょうね。

実はジャンルオンリーでオルプリ本を有償頒布するのは初で、Twitterの即時消費性と受動的に情報が流れてくるのが個人のスタンスに合わないので、ほぼほぼ積極的な交流をしていないため、所謂、玄関マット本を何冊か用意したいなーというのが今回のイベント頒布の目標でした。
複数冊発行するため、全てお求めの方はそれなりの金額がいってしまうので、何か還元出来たら、とノベルティのトートをご用意させていただいた今回ですが、自分が思うよりも多く反応をお寄せいただいて、昼過ぎにセットを完売させてしまったことは申し訳無く思います。
もう少しご用意出来たらよかったのですが……。
本につきましては、一部在庫が少なくなっているものもありますが、引き続き頒布しますので、他の作品も読んでみたいな、という方がいましたら是非、通販をご利用下さい。

以下、1冊1冊、思い入れなどを備忘録を兼ねてメモしておきますので興味のある方は、あとがき代わりにでも読んでやってください。
※内容のネタバレはしませんので、これから手に取る方でも大丈夫です。

・標本的人生
邪悪な玄関マットです。のっけから加害表現という鬼畜な本です。初回プレイ時に抱いたシメオンが庭師になった経緯や目的が謎過ぎたことへのモヤモヤを自分なりに辻褄合わせして、マティアスの手記があまりにもかわいそうだからふたりにもうちょっと仲良し(?)エピソードがあってもいいだろう……ということと、プリムロゼへの執着の根底にあるものと、オルプリ者として3章にオルベリクの存在がいっちょ噛みしていたら楽しいなーという妄想の産物です。でした。
シメオンとマティアスは長い付き合いなので、流石に砕けていてもいいだろうということでマティアスの口調を敢えて変えてしまいましたが、これは人によっては大きなキャラ変で受け入れられないかもしれないという配慮の欠如と、覇者の要素を加味しなかったことについて、読む方が戸惑うかなと気付き、焦って後からデータ頒布でフォローするという形を取らせていただきました。
個人的には、オフィーリアとリアナのようなふたりだといい……という対比構造が趣味で、マティアスはシメオンの私邸にいるときだけは素、というていで書きました。
ちなみに3ページ目の“首”は首筋の誤植ではなく、首を刎ねるだとか寝首をかくだとかの例えとしての首と掛けています。難解ですみません。
度し難い内容なので、ただ書き記しても面白みに欠けるし、長く書いたところでこの二人だし、誰が読むんかいな……という気持ちで、装丁で遊んだろ〜と思い付いたのが、棺桶の形でした。
タイトルの「標本」はプリムロゼを指しますが、同時にシメオンもフィニスの門にそういう生き方で縛られていることに気が付いていない、という意図をそれとなく籠めました。
面付けと構成に苦労しましたが、本を開くと蝶々になるアイデアが降りてきたときは物凄く冷静になれたことを覚えています。
めちゃくちゃ楽しかったです。殆ど捏造ですが。
ヘルゲニシュ周りのことも書けて良かったです。ページの都合でこれ以上厚くなると自家断裁では切れないので、アリアナのエピソードを削ってしまいましたが、またいずれどこかで機会があれば書きたいです。ちなみに、アリアナを生かして娼館で飼い殺していたのも、プリムロゼを貶めるためだと解釈しています。

・is ness
湿度の高い玄関マットです。成人向けにメーターを思い切ったら、大凡、このくらいの内容になります。
タイトルは「存在そのもの」という意味でフィンランドの言葉?だったかな。同名のサウナがあったりします(笑)
サークル名をフィンランドの言葉から名付けたのもサウナ関連の仕事柄……ではあるのですが、響きや意味が素敵なセンテンスが多くて北欧のことばは意外と魅力的なんですよね。
ちなみに英語でも「is○○ness」で○○に入る単語によって、それが強調されるわけですが、○○に入る物事を取っ払ってありのままになる、という意味を含めました。それがそのまま小説の内容とリンクをしています。
シメオンの残した傷について絶対に言及したかったことと、オルベリクは一途故に秘めたる嫉妬が激しそうだなーということと、プリムロゼは踊子なので腰使いがえっちだといいな、という妄想で出来上がった話でした。
正方形デザインの小説を出してみたかったのですが、かなり文字詰め詰めになりました。
性的な描写が多い小説はリズムが大事なので、とにかくプレイ内容を読み進めて没入してもらうことを優先しましたが、息苦しいまでに汁気の多い内容になりましたね……。
折角なので、何か突飛なコンセプトを決めよう、ということで、中世を舞台にラブホえっちを書いたらどうなるかなーというのが裏テーマでもありました。
デザイン周りは、プリムロゼのビジュアルにオルベリクの青で夜を……という感じで、オンデマンドはPPを貼らないと剥げやすくテカりやすいので、光沢紙のキュリアスパールでベースをクリーム色に仕上げ、えっちな桃色の遊び紙をチョイスしました。背割れが心配でしたが、とてもきれいに仕上げて頂いて、お気に入りが増えました。

・ソーダの海は青より碧い
かわいい玄関マット。オレンジ工房さんのサマーメモリーセットが可愛くて突発で出した本です。表紙裏印刷の最後のページが物語のオチとなるパレルゴンです。
既刊の『~ite』でも用いましたが、紙の本にすることで意味がある仕様というのが大好きなので、目一杯遊びました。
お陰で、装丁にも興味を持って下さった方が多くて、とても嬉しかったです。
表紙用紙に選んだシャインフェイスシルバーは今回初めて使いましたが、パールの上品さがここまでハマるとは予想外の嬉しさで、他でも使用してみたいなと思いました。
(ちなみに、オレンジ工房さんのインクはややテカリ強めなので、光沢紙を選ぶと若干抑えられることをお伝えしておきます)
中扉が開くたびにパキパキ言うのが少し気になりますが、それもご愛嬌ということで。
角丸加工も本文インクのなんとも言えない色もかわいくて、本当に装丁もりもりな本です。
……頒布価格が弊サークル相場で100円上がってしまったことだけは申し訳ないです。
フォントはmojimoのサブスクリプションの筑紫アンティークSを使用しました。本当にかわいいフォントです……。
元騎士と元令嬢のふたりなので童話っぽい話を書いてみたいなーという願望がずっとあったので、叶ってよかったなぁという気持ちと、突発故に勢いで突っ走って書いたので、もう少しひとつひとつの描写やエピソードを丁寧に掘り下げて長いお話にしていたら印象も変わるのかなぁという考えもあります。ので、改訂版が出るかもしれませんが、内容が大きく変わることはありません。
Twitterで延々と呟いていましたが、オルベリク=ひいさま、プリムロゼ=人魚姫+お姫様、地元の子=お姫さん(おひいさん)と呼び方を変えています。えっちの最中だけ子どもたちの呼び方に倣って背徳感を高めている、という、気付いた人だけが気付くとより楽しい仕掛けを施しました。
あとは、なんといっても、やはり、人魚姫をモチーフとしたオチですかね。
そして、オルベリクの泳げない設定、美味しいです。もぐもぐ。

・希求/kikyu/keku
私の旅団な玄関マットです。ある意味、一番書きたかった話なので、無事に形にできて良かったです。
幸天さん発案・主催のオルステラ文庫の帯企画に亜種で参加をしています。
表紙のデザインを決めたあとで、企画の存在を知り、成人向けマークが隠れてしまうという事態を避けるために交渉してオリジナル帯で文言をお借りして参加を!という私のわがままに快く承諾して下さり実現したものです(本当に有難うございました!)
帯デザインは当初、トレーシングペーパーにホワイトとモノクロで文字を入れて、空の画像を透かしたものでしたが、足元に青空と雲がくるのが収まり悪く、トレペの帯は破れや折れが発生しやすく管理が大変なため、結局、The文庫本、This isライトノベル!みたいなどストレートなデザインにしました。帯色はプリムロゼの瞳のイメージ色からです。
表紙デザインは二転三転しました。当初、自分のイラストでいこうと決めてはいましたが、過去に「小説はイラスト表紙じゃないほうがいい」とのご意見を頂いたこともあって、レインボーPPに文字だけというシンプルなもので用意したのですが、印刷サンプルを出してみたらR18の文字が光沢で見えにくい問題が発生し、急遽プリムロゼを描き、用紙を変更しました。しかし、そもそもオルベリク視点の本だしなぁ……ということで、背合わせで振り返るオルベリクを後から描き入れることになり、結果的には最初に描いたラフとほぼ同じものになりました(笑)
表紙はこれまた初めて使うミューズキララで、金箔が練り込まれているラフな用紙です。イラストに鑑賞せず、上品で、表紙裏もキラキラしているのがとても素敵で、ついつい傾けて見てしまいますね……自分の絵柄と質感が合うか不安でしたが、プリペラさんのアドバイスのお陰で狙い通りに仕上がりました。
オルベリク主人公固定!という視点から書いた、オルプリの出会いと旅の果ての二本立て。
女神〜の方は前回の旅手記ON2で無配をしたりpixivでも公開をしており、同じくpixivで公開している「夜に滞る」に次いで感想や反響を頂けたお話でしたが、それと対になって完結する、私のオルプリ正史です。
かなりシリアスな内容で、成人向けとあっても、行為は過程として描いているだけなので比較的あっさりめです。
35歳男性の内面描写だけでグイグイ押して書くというのもなかなかに楽しく、オルベリクのクソデカ感情エモ文学とでも言えばいいのか……私がプリムロゼに思う気持ちをオルベリクのキャラクターに寄せて書いたような側面もあります。
あまりに滑らかに筆が進みすぎてサイラスの一人称を間違えてしまい印刷所から届いたデジタルブックを読んでフィニスの門より深く落ち込むという珍事もありましたが、いつもお世話になりまくっている最推しヘビーユーズ印刷所プリペラご担当ナガイ神様により、ご厚意で重版分を一部回して頂けることになったので事なきを得ました。
皆様のお手元にも正しいものが行き渡ってホッとしております。とはいえ、まだ誤植やらなにやらあるのが私なんですよね……何度校正してもミスが見つかるという。常に課題ですね。でも区切りを付けないと永遠に手直しをしてしまうしなぁ。悩ましい。
タイトルはそのまま、希求欲求の希求です。
得たいと願って求めること、の意味ですが、同じ単語に2つ読み方があり、ケクはどうやら仏教用語のようですが、これを利用して、読み方を2つタイトルに含めることによって、ふたりとも思い合っていても、オルベリクの求めることとプリムロゼの求めることが違う、という意味に転じました。
後半の展開は、中村航さんの「100回泣くこと」や、山崎ナオコーラさんの「人のセックスを笑うな」に大いに影響を受けていますね。どちらも何度も何度も読み返す大好きな小説です。興味がありましたら、是非とも。

・おみみのこいびと
性癖つめつめ玄関マット。spankSessionから改題。元々は手隙のときに書いていたポイピク公開作品でしたが、あまりにも気に入ってしまったため、いつかやってみたかった横書き正方形で仕上げてみました。
ただでさえ無配に向かない無配なのに、そのまんま過ぎるタイトルってどうよ?と思い、表紙を作ってからそれに合うようにと浮かんだタイトルを採用しました。
なんと新刊5冊のうち、3冊も自慰表現があるという、見ての通り推しのひとりえっち大好き人間なのですが、妄想自慰×盗み聞き自慰というニッチな作品にも関わらず、思っていたよりはDLして頂けてホッとしました。
頂いたメッセージの「すごくえっちでした」のシンプルな感想に癒やされました。とても嬉しいです(笑)


次回のイベント参加は9/10の二次創作男女オンリー『第4回ラバーズ・コンチェルト』です。
企画のプチアンソロや、イメソンプレイリストにも参加しているので是非、遊びに来て下さい。
新刊はない⋯⋯と思いますが展示ペーパーをご用意出来たらと考えています。

その他、BOOTHや書店委託でも通販を行いますので、興味がありましたら覗いてみて下さいね。
開始したらTwitterや、こちらでもご連絡を致します。

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11/27に開催予定のオールジャンルイベント

Bnnknook

有り難いことにスペースを再拡大しました。
今朝の時点で48/50spになり、私の都合で週明けまで確認作業が行えず、連休頭にお申込があった場合に満了のまま盆明けを待つのは勿体無かったので。
エリアが各24spと分かれまして、それぞれ路地1〜3と名付けさせて頂きました。

Twitterでチラリとお伝えしましたが、持病の血液疾患のため定期検査を受けていて、腰骨に太い針を刺すのですが、毎度終わったあとは痛みで集中を欠く上に寄り掛かって座れないので作業が厳しく、申し訳ないですが確認作業をお休みさせて頂きます。

検査があまりにも恐怖で、自分を鼓舞するためにiaku『あつい胸さわぎ』の観劇予定を入れたら、義実家が陽性になるトラブルで、直参予定だったイベントを欠席する悲しみこそありましたが、幸い濃厚接触者には当たらず、感染者と直接会った最後の日から一週間経過していたため、チケットが無駄にならずに済みました。
中止が相次ぐ中とあって、毎日祈るような気持ちで上演を願っていましたが、いつまでこんな状況が続くのでしょうかねぇ。

今年は夏コミもお休み、申込み受付が始まりましたが、冬コミもお休み予定です。
次回の直参は春のサンクリあたりかな?久しぶりの男性向け、の予定です。ジャンルは変わらずですが。
ようやくiPadでのお絵描きにも慣れてきたので、ぼちぼちマンガで本を出していきたいところ。
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名刺を刷新しました。
今回は変形名刺サイズで小さい栞にして、2色それぞれの箔で仕上げて頂きました。

左はレインボーシルバー箔
右はポーラライト箔

ポーラライト箔はコスモテックさんのnoteでメーカー廃盤だと知ってから、流通在庫のあるうちに絶対に何か作りたいと思っていたので念願かなって良かったです。
名前の通り、幻想的で美しいオーロラのような不思議な色合いが素敵です。
レインボーシルバーは角度によって色が全然違う色のが楽しくて、ずっと傾けてしまいます。でもそのまま平置きするとシルバーなんですよね。面白いなぁ。

今後、通販や頒布物のオマケにランダムでお付けする予定です。沢山作ったので、皆様のお手元にお分け出来る時を楽しみにしています。

「名刺はケチらず、印象に残るものを」は割と信条にしていて、名前を知ってもらうこともそうだけれど、いつか思い出してもらうために捨てにくいものを作る重要性もあるのだなぁとフリーランスになって以来、痛感しています。
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直接参加を予定していた8/7のイベントですが、別居家族が陽性になってしまい欠席致します。
幸いなことに発症と近い日に会ってはいなかったので濃厚接触者には当たらないのですが、買い物や各種機関とのやりとり等、代わりにやらねばならないことが発生しています。

イベント参加が叶わなかったので、自宅でディスプレイだけして取り敢えず気分を味わってみたものの、余計寂しくなるなど。

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新刊オンリー甦、お疲れさまでした。
335人もの来場があったそうで、盛況でしたね!

癖強めのイベント!と説明にありましたように、新刊を落としたら当日の店舗表示は奈落で、かつサークルカットもお品書きも煽り文のみ、アバターは透明人間で参加を余儀なくされるという過酷イベントでしたが、参加申込とTwitter申請をしたタイミングからTwitter経由で発破をかけていただき、無事に新刊を出すことが出来ました。
残念ながら予定していた2冊のうち一冊は、家族の夏風邪とインフルをもらってしまったり、表紙に使う予定の紙が品切れで、直参イベントへの搬入送料都合もあって別のイベント合わせに変更してしまったのですが、その代わりに少し早く入稿が出来たので、自家製本から印刷所製本でお願いすることも出来て、空いた作業時間でペーパーも出せたし、なんとか無事スペースを勝ち取ることが出来ました。

当日は他の参加者さんと交流したり御本を分けて頂いたり、とても堪能出来ました。開催時間も長く、じっくりスペースを回ることが出来たのも良かったです。
創作サークルさんが多かったので、それぞれの店舗も世界観が様々で、展示方法にも工夫があって、全て隈なく回って拝見して、とても刺激になりました。
装丁を細かく書いてくださっていたり、POTOFUからそれぞれの展示や通販サイトに飛べるようにし注文者が利用するスタンドを選べるようにしていたり、こういうスタイルもいいなぁと参考になりました。

自身の店舗に関しては、朝イチで通販のご利用をして下さった方が思いの外多く、ピクスク会場に向かう前にメールの通知や感想を頂き、驚きました。とても嬉しかったです。
他のイベントで推しCPに興味を持ちゲームを始めたという方や、ペーパーで気になって午前中に体験版をDLし一気に3時間遊んで午後に本をご注文下さった方もいて、推しててよかったなぁとしみじみ思いました。
再録なのもあって普段より部数を絞ってはいたのですが、8月末のジャンルオンリー+9月の男女CP二次創作オンリーでの頒布も視野に入れていたので、嬉しい誤算でした。
少なめではありますが、手元に残りましたので引き続き頒布していきます。興味引いた方のお手元に渡りますように。

発送作業は全て済みました。
ラッピングしながら、本を手にした方それぞれが思う幸福なエレメントを集めてくれたらいいなーと送り出す作業がいつも楽しく、通販には通販の良さがありますよね。
ただ、今回の反省として最寄りのPUDOを埋めてしまったので、次回から「◯件を超えたらピクスペおまとめ匿名配送にする」という忖度も必要かな、と実感しました。もう少し涼しくなれば、散歩がてらファミマ数件リレーでも良いんですけど……と、このところドラクエウォークもままならぬ日々です。

イベント毎に言ってしまうのですが、自分の創作スタイルはあまり閲覧数評価数といった数の多さがモチベーションになるタイプではなく、完全に自発の「出したいから出す!」エネルギーで回っているのでジャンルの規模やリアクション人数が活動やメンタルに影響を及ぼすことはなく、好きなものを好きに作っているだけなのですが、それを同じように楽しんで、読んでくれる方、感想を下さる方がいてこそ、それがガソリンになって、次の本はもっと良い本にしよう、頑張ろう、と加速がつくのです。
本当に本当に、いつも有難うございます。

このご時世、さらに印刷代金の値上げにより、紙の本をわざわざ作る意義が減りつつありますが、物理で宝物が増えていく幸福にはなかなか勝るものはないなぁと改めて思い直したイベントでした。

自分が主催する11月のオールジャンルイベントでも、サークル参加者、一般参加者問わずに楽しめ、色んな作家・作品との出会いが待っているワクワクするイベントになったらいいなぁ。

次回の8/7のTRC直参予定ですが、状況を鑑みて直前まで欠席判断を迷っています。
近況や作ったものや進捗などはポートフォリオ連携している告知用、Twitterアカウント

@umotwi

にて発信していますので、興味のある方はフォローして下さると、とても嬉しいです。
戦利品報告も大歓迎です!
是非是非、ツイートにアカウント名を含めて呟いてやってください。

それでは、夏本番、猛威をふるう暑さですが、みなさま熱中症にお気を付けて。

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今後のTwitter運用についてのお知らせです。

7月に入り、急な法的手続きで帰省→子が手足口病→プール熱→インフルに罹り、親もちゃっかり全部貰ってしまうというバタバタぶりで、保育園にも5日しか登園出来ない夏の洗礼を喰らっておりました。
なかなか、落ち着いてご連絡出来ずに月末に迫り、申し訳ないです。

以前からお伝えしておりましたが、現在使用しているTwitterアカウントの@umonookは7/31を持ちまして、アカウントIDとアカウント名をイベント用に変えて運用していきます。
それに伴い、大変申し訳無いのですが、こちらからのフォローは一度すべて解除させていただきますがDMのやり取りはそのまま出来るようにしておきますので、個人間でやり取りをする際にもそのまま同じアカウントを継続利用させて頂きます。
勿論、フォローは外して頂いてOKです。

umo名義の二次創作告知や連絡は8/1以降すべて、一次・商業用の湯本ゆも名義で取得していた@umotwiでお伝えしていこうと思います。
これは告知連絡アカウントにつき、こちらからフォローをお返しすることは致しませんがumo個人の発行物や活動に興味がお有りの方はこちらをフォローして頂ければ。

二次創作のらくがきや進捗については今後ポイピクを活用し、ポートフォリオは個人サイト、ある程度まとまったらpixiv、常設通販はとらのあなとBOOTHを利用していきますが、全てlit.linkにまとめてありますので、そちらをご覧いただくのが早いです。
感想やメッセージなどもこちらからお送り下さい。絵文字箱、Googleフォーム、メール、どれでもお好みで。
https://lit.link/umonook
ポイピクの相互フォロワー限定公開にしているR18作品に関しては、あまり投稿数もないのでパス表示に切り替える予定です。

諸々、よろしくお願いします。

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オルプリWEBオンリー、無事終了しました。
有難うございました。

スマホひとつでWEBオンリー、推しの結婚式が出来るのか検証しようという好奇心からスタートしたイベントでしたが、好きを詰め込んであれこれ遊んだ結果、興味を持って下さったり、参加して下さったみなさんのお陰でとても素敵なイベントになりました!

折角なので、主催レポは秋に参加予定の男女CPオンリーで発行したいなーと考えています。

当初は自分のプロポーズ小説のお披露目会を予定していたので、先にそのタイトルがあったため、あまり推しCPにこじつけたタイトルで無かったのが悔やまれますが。
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深夜0時に開店する本屋さんがあってもいい。

などとボンヤリと、ずっと考えていました。
このまま寝るのは惜しい夜、いっそ甘いコーヒーを飲んでしまって、同じようにわくわくを持て余している人と集まれる場所があったらいい。
そんな気持ちから開催は0時と決めました。
それなら、まる1日、朝型も昼型も夜型も楽しめるマルシェにしてしまおうというのがこのイベントのコンセプトとなりました。

そんなわけで、イメージカラーはカフェオレです。
ぱっと見て、特定の作品や、時間帯を想像させるもの、イベントの印象を決めてしまうものは極力避け、シンプルを追求した結果、このデザイン周りに。

イベントタイトルは、元々、主催の屋号のnook=心地よい隠れ家みたいな意味のスコットランドのことばが先にあって、それに因んだ単語を調べていたら、本棚の本と本の隙間に作るジオラマ=Booknookという世界があることを知り、おおっこれだー!と、しっくりきて、そのあとは色々なことがスルスルと一気に決まりました。

最初は別のイベントの予行のつもりで、ひとりコッソリとやろうかなーとか適当に呟いていたのですが、ありがたいことに面白がってくれる方がチラホラ現れて、気が付けばスペース拡大、最終的には締切直前までお申込みがあり、18サークル、134名の方がご来場下さり、イベント検索ページから興味を持った方がフラリと立ち寄って下さり、知らないジャンルや、雑多な感じが楽しかったという感想を多く寄せて下さいました。
そして、シークレット故に
「知っていたら参加したかったです!」
の声も多く頂き、当日の朝の段階で、次回開催を望む声が決して少なくない数集まって、反響にとても驚きました。

主催も初めて、参加者様も初めての方が中心のプレ開催ではありましたが、恙無く終えることが出来ただけでなく、楽しかったと多くの方に喜んで頂け、特に初めてのWEB参加がこのイベントで良かったのお声は胸に響きました。
まさに、そのために開催したので。感無量です。
そして他の方のスペースや展示を見た初めてのサークル参加者さんが、こうすればいいのか、とか、次はこうしたい、と意欲を持ってらしたことも、とても印象深いです。

自身は人生の大きな転換期を迎えた3年前に完全に創作活動を辞めにするつもりでオンオフ問わず全ての作品を破棄してしまっていたのですが、推しCPが出来、ジャンルWEBオンリーの開催を知ってからは、あれよあれよとイベントに出るわ、pixivのアカウントを取り直すわ、本を出すわで、気が付いたらまだ1年経っていないのにWEBイベントを主催しておりました。

そんなわけで、自らが率先して、今知らないことはこれから知れること、今日好きじゃなくても明日好きになってるかもしれないと思えば取り敢えずくちにしてみるの精神で、やりたいことやれることをやれるうちにやっとこう楽しもう!と半ば勢いで立ち上げたイベントではありましたが、無事に遂行出来たことを、心より感謝しております。

そして、次回開催が11/27に決まり、すでに募集が開始されているので、是非ともスペース、一般問わずに、沢山の方に面白がって頂けたら嬉しいです。

Booknook vol.1

お待ちしております。