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深夜0時に開店する本屋さんがあってもいい。

などとボンヤリと、ずっと考えていました。
このまま寝るのは惜しい夜、いっそ甘いコーヒーを飲んでしまって、同じようにわくわくを持て余している人と集まれる場所があったらいい。
そんな気持ちから開催は0時と決めました。
それなら、まる1日、朝型も昼型も夜型も楽しめるマルシェにしてしまおうというのがこのイベントのコンセプトとなりました。

そんなわけで、イメージカラーはカフェオレです。
ぱっと見て、特定の作品や、時間帯を想像させるもの、イベントの印象を決めてしまうものは極力避け、シンプルを追求した結果、このデザイン周りに。

イベントタイトルは、元々、主催の屋号のnook=心地よい隠れ家みたいな意味のスコットランドのことばが先にあって、それに因んだ単語を調べていたら、本棚の本と本の隙間に作るジオラマ=Booknookという世界があることを知り、おおっこれだー!と、しっくりきて、そのあとは色々なことがスルスルと一気に決まりました。

最初は別のイベントの予行のつもりで、ひとりコッソリとやろうかなーとか適当に呟いていたのですが、ありがたいことに面白がってくれる方がチラホラ現れて、気が付けばスペース拡大、最終的には締切直前までお申込みがあり、18サークル、134名の方がご来場下さり、イベント検索ページから興味を持った方がフラリと立ち寄って下さり、知らないジャンルや、雑多な感じが楽しかったという感想を多く寄せて下さいました。
そして、シークレット故に
「知っていたら参加したかったです!」
の声も多く頂き、当日の朝の段階で、次回開催を望む声が決して少なくない数集まって、反響にとても驚きました。

主催も初めて、参加者様も初めての方が中心のプレ開催ではありましたが、恙無く終えることが出来ただけでなく、楽しかったと多くの方に喜んで頂け、特に初めてのWEB参加がこのイベントで良かったのお声は胸に響きました。
まさに、そのために開催したので。感無量です。
そして他の方のスペースや展示を見た初めてのサークル参加者さんが、こうすればいいのか、とか、次はこうしたい、と意欲を持ってらしたことも、とても印象深いです。

自身は人生の大きな転換期を迎えた3年前に完全に創作活動を辞めにするつもりでオンオフ問わず全ての作品を破棄してしまっていたのですが、推しCPが出来、ジャンルWEBオンリーの開催を知ってからは、あれよあれよとイベントに出るわ、pixivのアカウントを取り直すわ、本を出すわで、気が付いたらまだ1年経っていないのにWEBイベントを主催しておりました。

そんなわけで、自らが率先して、今知らないことはこれから知れること、今日好きじゃなくても明日好きになってるかもしれないと思えば取り敢えずくちにしてみるの精神で、やりたいことやれることをやれるうちにやっとこう楽しもう!と半ば勢いで立ち上げたイベントではありましたが、無事に遂行出来たことを、心より感謝しております。

そして、次回開催が11/27に決まり、すでに募集が開始されているので、是非ともスペース、一般問わずに、沢山の方に面白がって頂けたら嬉しいです。

Booknook vol.1

お待ちしております。